こんにちは山口歩です。
健康的なダイエット、体質づくりには、 五大栄養素である、
「炭水化物」 「脂質」 「タンパク質」 「ビタミン」 「ミネラル」
をバランス良く摂る事が重要だと、 お話してきました。
前回は、「ビタミン」についてお話しました。記事はこちらの2つです→その1、その2
今回は「ミネラル」についてです。
ミネラルは体内でそれぞれ、 異なるはたらきをしています。
それぞれが大切で、 どれか1種類でも不足すると、 体の不調の原因になります。
ミネラルの種類と主な働きを まとめてみました。
◆カルシウム
→骨、歯の原料。 神経や筋肉を正常に保つ。
◆リン
→骨をつくり、細胞膜の成分となる。
◆カリウム
→高血圧を予防。筋肉の働きをよくする。
◆イオウ
→皮膚、髪、爪を丈夫に保つ。 糖質や脂質の代謝を助ける役割もある。
◆塩素
→胃液の成分として消化を促進する。 殺菌作用。
◆ナトリウム
→身体の水分や体液バランスを調整する。
◆マグネシウム
→神経や筋肉を正常に保つ。多様な酵素の補酵素として活躍する。
◆鉄
→赤血球の原料。全身に酸素を運び、貧血を防ぐ。
◆フッ素
→骨や歯を丈夫にする。
◆ケイ素
→骨や歯、爪、血管を丈夫にする。
◆亜鉛
→酵素の構成成分。細胞の新生に不可欠で、免疫機能を高める。代謝調節に関与する。
◆銅
→鉄の働きを助け、血管を丈夫にする。
◆ホウ素
→骨や歯を丈夫に保つ。
◆臭素
→神経の働きを正常に保つ。
◆マンガン
→代謝に関わる酵素の構成成分や 酵素を活性化する成分として様々な働きをする。
骨をつくり、生殖機能を維持する。
◆セレン
→身体の若さを維持し免疫機能を高める。体内の抗酸化作用において重要な役割を担う。
◆ヨード
→身体の基礎代謝を高める。
◆モリブデン
→鉄の働きを助け、貧血を防ぐ。酵素の構成成分として働いたり尿酸の代謝に関わる。
◆クロム
→代謝に関わるミネラル。糖尿病や動脈硬化を防ぐ。
◆コバルト
→悪性貧血を防ぐ、神経正常に保つ。
「ミネラルが必要だ、必要だ、」 ってよく言われます。
ミネラルが身体にとってどう良いのかわからないと、いまいち必要度が上がって行きません。
なぜ必要なのか、 それが分かるだけでも意識が変わります。
上記を見ていただいて、 身体にとってミネラルが重要、 であることがお分かり頂けたと思います。
ミネラルは特定のものだけ多く摂ると、 ほかのミネラルとのバランスが乱れ、 かえって健康を害することになります。
慢性的なミネラル不足は、 糖尿病や心疾患など、 生活習慣病のリスクを高めます。
ミネラルはまんべんなく、 バランスよくとることが大切です。
体脂肪燃焼効率を高めるミネラル
さらに、 体脂肪の燃焼効率を高めてくれ、 ダイエットに大きな効果を発揮するミネラルがあります。
それは、「クロム」と「マグネシウム」です。
【クロム】
細胞の中に栄養を取り込むには、 クロムとインシュリンが必要です。
クロムは血糖値をおだやかにコントロールしてくれます。糖質の代謝をよくする作用もあります。
血液中のコレステロールや中性脂肪を 効率良くエネルギーに変えてくれるので、 動脈硬化になるのを防いでくれます。
◆マグネシウム
マグネシウムは、ビタミンB群とともに、 「糖質」「脂肪」「タンパク質」の代謝を促進する作用があります。
骨の表面近くにマグネシウムイオンとして保存される。
代謝が不足した場合にはカルシウムイオンと置き換わり、マグネシウムが体内に補充される。
カルシウムとのバランスがとても大切で、 割合がカルシウム:マグネシウム=2:1の時、
もっとも効率良く健康維持に役立つようです。
以上、参考になれば幸いです。
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