こんにちは山口歩です。
以前にメタボリック・シンドロームのお話をさせて頂きました。
その中で内臓脂肪型肥満とう言葉が出てきたと思います。
ダイエットでも内臓脂肪、内臓脂肪と言われますが、
内臓脂肪が溜まりすぎるとなぜ危険なのでしょうか?
脂肪細胞の役割
脂肪細胞は、過剰なエネルギーの貯蔵庫としての役割があります。
その他、様々な生理活性物質を分泌する、
「内分泌細胞」としての役割を持ちます。
この生理活性物質を総称して「アディポサイトカイン」と言います。
アディポサイトカインには以下の2つがあります。
◆善玉アディポサイトカイン(アディポネクチン)
→アディポネクチン…インシュリン感受性の亢進
動脈硬化抑制
心筋肥大抑制
◆悪玉アディポサイトカイン(PAI-1、TNF-αなど)
→PAI-1…血液を固まりやすくさせ血栓をつくりやすくする
TNF-α…血糖値を上げ糖尿病の危険を高める
体が正常な状態だと、善玉・悪玉アディポサイトカインの
分泌はバランスよく保たれます。
内臓脂肪が蓄積してくると、
善玉アディポサイトカインの分泌量が減り、
悪玉アディポサイトカインが過剰に分泌される
内臓脂肪が少なくアディポネクチンが多量に分泌されると、
血管の炎症を抑えてコレステロールが溜まるのを防ぎ、
血管を滑らかに整え動脈硬化を防ぎます。
内臓脂肪が多すぎると、
悪玉タンパク質TNF-αが分泌され、善玉の分泌が抑制されます。
血糖値が上がり、動脈硬化が進み、
また、PAI-1血管の中に血栓を作り出します。
そうなると以下のことに!
・糖尿病になりやすくなる
・血圧が上がりやすくなる
・高脂血症、血管病を起こしやすくなる
動脈硬化はある程度進まないと症状として出にくいので、
突然発症することが多いですようです。
メタボリックシンドロームの段階をそのまま放置しておくと、
動脈硬化になる危険が高まります。
はやめに生活習慣を改善することが大切です。
以上、参考になれば幸いです。
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【山口歩】
山口様、こんにちは、私のブログにお越しくださってありがとうございます
山口様のダイエットの話は、とても理論的で、学会で発表されるような内容で
読んでてとても面白いです
レコーディングダイエットは、私は以前やったことがあるんですけど
効果ありましたよ!
あいれみ様
こちらこそ、ありがとうございます。
レコーディングダイエットされたんですね。
あいれみさんの楽しみながらが本当に大切だと思います。
つらい、苦しい、ではなく楽しんで取り組むことが重要ですよね。