運動の役割

こんにちは山口歩です。

最近、夕方から夜にジョギングしている人をよく見かけます。

世の中の健康意識が高まっている気がします。

健康の為に適度に運動することはとてもいいことです。

 

そんな中、ダイエットの相談で、

「運動もしてるのに痩せないんです。」 と言われる方がいます。

 

今回はダイエットする上で運動の役割をお話していきます。

 

 

運動でどのくらい脂肪が燃焼するのでしょう?

 

15分以上の有酸素運動で脂肪の燃焼が始まりますが、

運動で消費するエネルギーは意外に少ないんです。

 

例えば、

1時間散歩の消費エネルギー    ⇒ 体重×3Cal

1時間ジョギングの消費エネルギー ⇒ 体重×7Cal

だいたいこのくらいです。

 

具体的な例を上げると、

体重65kgの人が1時間ジョギングをしたとします。

その際、消費するエネルギーは65×7=455Calです。

脂肪1gが燃焼するエネルギーは9Caklです。

1g=7Calとする計算方法もあります。

(体脂肪組織には約20%の水分が含まれているためです。)

 

ここでは7Calで計算します。

455÷7=65g

1時間走って燃焼する脂肪は65gになります。

 

かなり少ないと思いませんか?

1時間も走ったのにこんだけって…。

 

もう少し詳しく見ると、 走っていて、

最初に燃えるのは血液中のブドウ糖で、

次に筋肉と肝臓に蓄えたグリコーゲンになります。

 

ですので、実際には脂肪の燃焼量はさらに少なくなります。

 

しかし、1時間走ったあとに体重を計るともっと体重は減ってます。

1キロ、それ以上減っている場合もあります。

 

脂肪でないとしたら何が減ったのでしょう?

 

それは、水分です。

つまり、ほとんど脱水により体重が減ったんです。

運動で脂肪を燃焼させて減量するというのは、

かなり限界がある、ということになります。

 

では、運動は必要ないか、と言われると、 そんなことはありません。

 

運動をして筋肉を増やすことで基礎代謝が上がります。

すると消費エネルギーが増えます。

そして体脂肪率も下がりやすくなります。

 

また、運動することで、 精神的なストレスを

肉体的な疲労に変換することができます。

 

すると、熟睡でき、疲労も取れるので、

結果、ストレスが解消されます。

 

運動することで、太りにくい体を作ることができます。

体を動かすのが気持ちよくなると活発にもなるので、

より良いライフスタイルが築けます。

 

そのためには、習慣として続けることが大切になります。

 

運動での脂肪燃焼を知り、 ダイエット、健康においての効果を

理解することで、 今後の参考になれば幸いです。

 

 

もし何か他によくわからないことがありましたら、

お問い合わせ頂ければ3日以内にお答えいたします。

 

■「お問い合わせ」

こちら ⇒「※info@diet-ange.com」or「質問フォーム」

※ 3日以内に返信いたします。

 

それでは何かありましたら、

お気軽にご質問回答を頂ければ幸いです。

【山口歩】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>