こんにちは、山口歩です。
ダイエットをする上で「体脂肪」という言葉はよく聞くはずです。
実際に測定したこともあるかと思います。
そもそも脂肪とは何のためになるのか?
いらないものなのかどうか?
悪者のようにとらえている方もおられるかもしれませんが、
きちんと役割があります。
体脂肪とは?
体脂肪とは、簡単に言うと体内に蓄積されている脂肪のことです。
体脂肪率とは、体の中に占める脂肪の割合で、
「体脂肪率(%) = 体脂肪量(kg) ÷ 体重(kg) × 100」
で計算されます。
体脂肪は三つに分けることができます。
1.皮下脂肪:皮膚のすぐ下についている脂肪
2.内臓脂肪:腸を覆っている「腸間膜」に蓄えれている脂肪
3.血中脂肪:血液の中にある脂肪(コレステロールや中性脂肪)
体脂肪の役割は、
・エネルギーの貯蔵庫
・体温維持 ・衝撃吸収
・ホルモンバランスの調節
肥満になる場合は、このエネルギーの貯蔵庫に関係します。
余分なカロリーが脂肪として蓄えれれます。
例えば、
1日の摂取カロリーが2400kcal、
消費カロリーが1800kcalだとした場合、
600kcalは余分なエネルギーなので、貯蔵庫に行きます。
ですので、体脂肪率が上がるのは食べ過ぎ、ということになります。
正常値を超えて体脂肪率が多くなると生活習慣病のリスクも高まります。
体脂肪率の適正値は?
女性:やせ ~20%
正常 21%~24%
軽肥満 25%~29%
肥満 30%以上
男性:やせ ~15%
正常 16%~19%
軽肥満 20%~24%
肥満 25%以上
※女性は妊娠、出産という大切な役割を持っている
こともあり、男性と適正値が異なります。
体脂肪率は上記のようになります。
体脂肪には役割があります。
ホルモンの働きに関与するなど重要な役割もあります。
無理な減量などで体脂肪が減りすぎると、
疾病やホルモンバランスの異常などにつながります。
女性の場合、低ければ低いほど良いというものではなく、
ホルモンバランスの異常から、生理不順や早発性閉経を
招くこともあります。
健康的に美しくダイエットするためには、
体脂肪の役割をきちんと理解してから行いましょう。
以上、参考になれば幸いです。
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【山口歩】